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東扇島台切りシャーシ取締り強化について

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わが社は善意の海上コンテナ輸送業を、法人なり以前を含め、25年間にわたり東扇島でおこなっています。本年7月1日から台切シャーシ取締強化により、廃業を余儀なくされる立場になり非常に困っております。

川崎市、川崎港湾局の立場は、東扇島の違法駐車の問題は深刻であり、環境保全のため、港湾法に則り、取り締まる法律を運用することを決め、7月現在、違法駐車乗用車512台、放置乗用車100台、台切りシャーシ141台を確認し、警告書貼付は台切りシャーシ141台、罰則フラッグ取り付けは台切りシャーシ40台でした。わが社はこの罰則フラッグ取り付け40台の半数に含まれます。約20台の台切シャーシは全て船会社のコンテナが載っており、実入りの物が多く含まれます。処分については重く受け止めておりますが、小規模企業の企業努力では限界の対応を迫られております。
荷受け倉庫は、昔のままで広くはなく、切り回し作業のコンテナ差し替え作業が必要で、予定のコンテナを輸送しても、バースが空かなければ、台切りしなければならず、手卸作業での冷蔵の食品は3時間以上かかることが多く、また、ヤードの返し取りの時間制限、特定のヤード集中による混雑、コンテナの未通関等、働き方改革に伴い労働生産性を考慮しなければなりません。25年間、国内の食品調整のため、繁忙期閑散期の格差が激しいこのような不都合が多い物流を調整の努力をして担ってまいりました。今後も国内の食品流通の安定と東扇島倉庫街に貢献する所存であります。

法律の新規要綱、細則に基づき台切りシャーシだけに対し、重い罰則を行使するならば、代替え策が無ければ、企業努力では限界です。長きにわたり、わが社は港湾で仕事をさせて頂き、貢献してまいりました。簡単に排除するかのような法律の運用は人のためにすることではないと願います。世論に訴え、市政に議会の監査の働きかけ等奔走しております。何卒、ご協力お願い申し上げます。

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