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月別アーカイブ: 2019年1月

危険運転行為の動機はその人自身にある?

私は、自動車の運転は好きではありません。よくハンドルを握ると人が変わると言われますが、その通りだと自動車の運転をしていて感じます。アンガーコントロールが必須です。時々、自分の感情にヒヤリハットします。自動車運転していなくても、日常にもヒヤリハットは潜んでいます。私の人物像としては、受動的なほうですので、他者から筋違いの感情のはけ口にされることがあります。その時思うことは、この人は何か他に原因があって私に当たるのだと。私が職場経験も浅くとても若かったころ、上司に筋違いの感情をぶつけられたことがありました。もちろん私には何の落ち度も無いわけですから、混乱して真っ向から正論で反撃しましたら…、目の前に床じゃないですか、私は突き飛ばされて椅子ごと倒れていました。その時の、上司の顔を今でも忘れません。これ以上物申してはいけないと即座に悟り、頭を下げました。翌日、会社に報告し労災扱いで、念のため病院に行きました。

今でも、何か理不尽なことに遭遇したら、この日のことを思い出します。やり場の無い悔しさを押さえ、引き下がるべき状況の判断をすることを。その人の感情のはけ口の標的から外れることを最優先にし、自分を守ることに転換します。また、他人が自分の期待通りにならないときに苛立つときは、自分とは別の価値観の人なのだと、深く考えないことにします。そのために、自分と関わりが必須の人には、自分の考えを丁寧にお願いします。皆違うのですから。

大阪堺市煽り運転大学生死亡事故懲役16年判決

大阪地裁は25日、危険運転致死罪ではなく殺人罪を認定しました。東名高速の煽り運転事故は危険運転致死罪認定で懲役18年。これほど連日社会的に影響を与えた事件があると、背景に何が存在するのか考えてしまいます。煽り運転行為は最近ではなく、ずっと前から存在していたと思いますが、現在ほど悪質ではなかったのか、今ほど情報網が発達していなかった為、世間に知れ渡る事件は氷山の一角であったのか、私が個人的に経験したことから思うことは、今から20数年前に普通免許初心者の頃、慣れない運転をしていますと、熟練ドライバーにクラクションを些細なことで鳴らされたり、車庫入れで怒鳴られたり、さらには一時停止を守っていると、クラクションを鳴らされたりと、肩身が狭くほんとに怖かったものです。今は、このようなドライバーに遭遇することは少なくなったと感じますが、5年位前からは自動車専用道路では車間を空けないで接近して走り、ライトを上下する後続車両、一般道路では車線変更の為、方向合図を出し車線変更をしようとした瞬間、猛加速してクラクションを鳴らし続ける車両に時々遭遇します。自分では、安全確認をした上で判断動作していたにも関わらずです。今、考えても理解不能ですので、取るべき行動はそのような理解不能な相手の視界から去ることです。その時も得体の知らない恐怖から身を守る為、減速して、できる限りそのような相手と距離をとりました。

昨年末に、会社に電話で、当社の事業車両に煽り運転されたとケンカ腰の口調で、苦情の電話がありました。告げられたナンバーの車両担当のドライバーはベテランで無事故無違反の優良ドライバーでした。すぐにドライブレコーダーを確認しましたが、煽り運転は見当たらず、相変わらずの安定した走行でした。暫く、視聴していると白い軽ワゴン車が、方向指示の合図も無く突然、右側車線から直前に入ってきた後、信号交差点で当社車両に左折進路妨害をしていた映像が確認できました。それから、私は外回りに出ました。同じ日に電話の主は仲間を連れて会社の事務所にやってきたそうです、対応したのは、車両采配に追われる社長だけでした。謝罪しろと一点張りで、大声で近隣住民に「この会社は煽り運転の会社だ。」とわめき、4時間ほど居座りました。会社としては謝罪する事実は無いと判断しており、ドライブレコーダーを操作できる私の帰りを待ち、ケンカ腰の電話の主は警察を呼んで対応してもらいました。警察にもドライブレコーダーの映像を確認してもらい、事なきを得ました。

煽り運転の事故で死亡した方を思うとどれ程無念か、心が痛みます。判決の報道を見て法の裁きは限界があると痛感します。判例は社会に大きく影響します。多様な解釈がされます。そのため不都合が発生します。私が思うことは、自衛するしかないのだと結論でした。死んでしまったら、元も子もありません。

1月18日に12月分給料を支払いました。

12月分を翌月18日支給しました。ドライバーさんの9割は40万円超で平均額は427,680円でした。法定時間外労働は平均51時間でした。新前さんはどうしても、時間外が多いため、この数値は引きあがりましたが、大事なことは安全第一で熟練ドライバーになることです。賞与も一律20万円ですが支給しました。年末年始のお休みは9日間と今年は大型連休で、ドライバーの皆さんは安心して?日頃の職務から解放され、骨休みができたことと安堵しています。

1月も無事故運転で、売上を効率よく伸ばし従業員皆さんの給料に反映させていくことを目標に頑張って運営をしています。

遅い新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。今年はいかなる事故もゼロで頑張っていきたいです。そのためには、新人さんの安全運転技術習得の徹底、ヒヤリ・ハットの情報共有と事故防止策の研修の徹底。そして、昨年は無事故運転継続を果たした優良運転実績ドライバーにはしっかり評価し、恒例の年間無事故表彰式開催と、冬季賞与の支給一律20万円。昨年10月より月間無事故手当1万円を還元することを開始いたしました。また、今年は2名の新人ドライバーの入社が決まりました。

昨年末に港湾労働組合杉之間サービス分会は解散し、組合員であった従業員とは、以前の信頼関係に修復ができました。

今年は新しい元号が決まり、新年の幕開けとしては、当社は20周年を向かえ、功労の社員旅行を予定しています。明るい兆しであり、気持ちを新たに良い年であることを祈願しています。